元外資系投資銀行、現金融系スタートアップ企業に勤務する管理人が、海外積立の魅力を投資家側(インベスターズサイド)の目線に立ってお伝えするメディアです。

アテナベストの口コミや評判を徹底解説!

アテナベストの口コミや評判を徹底解説!
アテナベストは香港で有名なIFAの一つ。

2007年に設立した浅い会社ですが、香港優良企業TOP100に選ばれるなど実績を残しています。

しかしアテナベストについて、ネット上の口コミや評判を見ていると紹介者が自分の利益目的であったり、過去13年の実績は2〜3%と利回りが低いなど決して評判が良いとはいえません。

そこで今回は、アテナベストについてネット上の口コミや評判を踏まえ、真相まで迫っていきます。

アテナベストの会社概要

アテナベストの会社概要ネット上の口コミや評判を見ていると、アテナベストに投資すると思われている方も多いですが、実はアテナベストは独立系ファイナンシャルアドバイザーとなります。

独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)とは、金融機関に属さず独自の立場で金融商品のプランニングを行います。

つまり自社で金融商品を設計し、販売する立場ではないということですね。

それではアテナベストについてより詳しく見ていくために、以下で会社概要をまとめてみました。

会社名 Athena Best Financial Group
設立年度 2007年
本社所在地 香港
受賞歴 香港優良企業TOP100

リーダーズチョイスアワード2020

ライセンス 香港保険ブローカー協会

香港証券先物取引委員会

香港強制積立金制度管理局

英領ヴァージン諸島金融サービス委員会

マレーシアラブアン金融サービス庁

サービス内容 ファイナンシャル・プランニング

保険商品

ファンド

資産運用サービス

ポートフォリオマネジメントサービス

プライベートウェルスマネジメントサービス

信託サービス

年金/リタイアメントプランニング

設立は2007年と歴史は浅い会社ですが、香港保険ブローカー協会、香港強制積立金制度管理局、英領ヴァージン諸島金融サービス委員会、マレーシアラブアン金融サービス庁など、各国の厳しいコンプライアンス要件を満たしている信頼性の高い会社です。

特に金融規制が厳しい香港にて、ライセンスを取得している点は評価に値するでしょう。

それでは以下でアテナベストについて、ネット上の口コミや評判を見ていきます。

アテナベストの評判は?

ここではTwitterを中心にアテナベストについての口コミや評判を拾っていきます。

まずはアテナベストの悪い評判から見ていきます。

アテナベストの悪い評判

オフショア投資や海外積立というと、お世辞にもネット上の口コミや評判は良くありません。この点、アテナベストも同様の傾向が垣間見れます。

アテナベストと契約するには日本の代理店を経由しますが、契約後のサポートをせず自分の利益目的で販売する人が多く、評判が悪くなっています。

またTwitter上では見かけませんでしたが、リアルの場ではアテナベストの運用実績に不満を持つ方も多いようです。

冒頭でも触れたとおり、アテナベストの過去13年の実績は2〜3%程度です。

運用成績はその年でばらつきがありますが、2008年のリーマン・ショックで大きな影響を受けてその後持ち直すことができたものの、他の海外積立(オフショア投資)に比べてパフォーマンスに不満を持たれる方が多いようです。

続いてアテナベストの良い評判を見ていきましょう。

アテナベストの良い評判


残念ながら、アテナベストについての良い口コミや評判は多くありませんでした。

ただ、筆者がリアルの場で聞く限りでの良い口コミや評判もありますので、こちらをまとめてみます。

まずアテナベストは海外積立(オフショア投資)では珍しく日本人カスタマーサポートがあります。

日本人カスタマーサポートがあることで、やり取りは全て日本語で対応してくれます。海外積立(オフショア投資)をする上で、日本人カスタマーサポートがあるかは重要になりますよね。

仮に紹介者と連絡が取れなくなった場合でも、カスタマーサポートに連絡すれば対応してもらえます。

続いてアテナベストは定期的に運用報告会を実施している点です。

現在は新型コロナウイルスの影響で実施できていませんが、以前は半年に1回運用報告会を日本で開催していました。

内容としては、アテナベストが出している商品ごとで運用状況を説明してくれます。

「ちゃんと運用できているのか?」「今後の方向性はどうなのか?」など、運用報告会で見極められることはありがたいですね。

アテナベストとメティスの関係性


アテナベストと調べると「メティス」というワードが目に付きます。

実はメティスは、アテナベストが信託会社としてを設立しています。

一般的に海外積立(オフショア投資)ではIFAが仲介で入り、海外金融機関に投資をします。

この仕組みが複雑で、投資家を悩ませることが多かったため、アテナベストはメティスを設立しました。

以下、メティスが会社概要を見ていきます。

会社名 メティスグローバルリミテッド
設立年度 2013年
本社所在地 香港
資産管理 DBS銀行
選択可能通貨 ポンド・ユーロ・ドル・香港ドル・人民元・円
商品 インテリジェンス(積立)

ブライト(一括)

利回りについてですが、IFAによって異なるため明確な数字が開示されていません。

もちろん運用実績が良くないとIFAを移管することができますが、メティスの場合はアテナベストが設立した会社になるので、IFAを移管することができない点がマイナスポイントです。

まとめ

今回はアテナベストについて検証しました。

筆者もアテナベストの代理店から提案をされ、契約をを検討していた時期があります。

しかし会社はしっかりしているものの、代理店のアフターフォローや運用実績を踏まえた結果、投資しませんでした。

この点は各々の判断に分かれますが、筆者の場合、海外投資(オフショア投資)では利回り重視で運用したいため、アテナベストの運用成績に対しやや物足りなさを感じました。

なお当サイトでは、海外積立のおすすめ投資先をランキング形式で紹介しています。

興味のある方は、以下のページをチェックしてみてください。

>>海外積立でおすすめの投資先を勝手にランキング化!

関連記事

海外積立は日本の金融機関が扱う投資信託に比べ、利回りが高く元本確保や定期的に付与されるボーナスなど様々なメリットが用意されています。 しかし海外積立といっても種類が多すぎて、結局どこがおすすめなのか? という疑問を持たれる方も多い[…]